仏像・意識調査!令和元年に最も愛された仏像とは?
2020年12月18日
日本初の木製インテリア仏像ブランド【RIYAK】では、2019年にユニークなインターネットリサーチを行い、Yahoo!ニュースなど様々なニュースサイトなどに結果が掲載され話題となりました。そちらの記事を見逃してしまった方と、見たけど結果を覚えてない方の為におさらいしていきましょう!
20代~60代の全国の男女1000人に調査RIYAKでは『仏像に関する意識調査』として、20代~60代の各世代200人ずつ、合計男性500名、女性500名の男女合計1000名にインターネットリサーチを行いました。令和元年という世相も反映されながら、世代別で非常に興味深い結果が出ました。
20代に圧倒的な支持をされたイケメン仏像このアンケート調査が実施された時点で、RIYAKにラインナップされている仏像が対象でしたので、2020年に新発売された『阿修羅』が含まれておりませんので、予めご了承下さい。
20代のランキングから発表します。1位・韋駄天2位・帝釈天3位・梵天となりました。韋駄天は2019年の大河ドラマ『いだてん』でも話題になった足の速い事でも有名な仏像です。また、2位と3位も東京国立博物館の『東寺展』で話題になった仏像たちです。やはり、若い方は流行に敏感だという調査結果でした。しかも、この仏像たちに共通して言えることが“イケメン”だという点です。4位が吉祥天で5位が毘沙門天でしたので、やはり上位は美男美女。20代の方々には仏像も見た目が大事なのですね。
30代、40代の上位3位までが同じ結果に!なんと、30代と40代の方々のランキングがほとんど同じでした。1位・毘沙門天2位・不動明王3位・弥勒菩薩ここまでが全く同じ結果で、30代の4位が帝釈天、5位が大黒天だったのですが、40代はこの二天の順位が逆なだけということで、上位5位の顔ぶれが全く同じだったのです。この顔ぶれに多く当てはまるのが、戦国武将との深い繋がりです。上杉謙信の愛した毘沙門天がそれぞれ1位、武田信玄の愛した不動明王がそれぞれ2位となっています。川中島の戦いでは、双方が勝利を主張する“痛み分け”の結果でしたが、ここでの愛した仏像の戦いでは上杉謙信に軍配でした。
50代、60代も似たような結果の傾向に50代のランキングを発表します。1位・弥勒菩薩2位・不動明王3位・大日如来でした。60代ではこの2位と3位が入れ替わる形で、4位毘沙門天も同様のランキングでした。ここでは不動明王が毘沙門天にリベンジを果たしたという結果です。この50代、60代の上位の仏像は、現存する仏像などが有名なものが多く、実際の仏像展や寺院などで拝見し、好きになった方が多かったようです。
男女1000人の総合ランキングの発表です!上記のような世代別の好みの違いがわかり、非常に興味深いランキングとなりましたが、いよいよ各世代合計の総合ランキングです!1位・弥勒菩薩2位・不動明王3位・毘沙門天となりました。複数回答ありの調査方法でしたが、1位の弥勒菩薩はなんと34.3%の方が好きな仏像だと回答して頂きました。また、2位と3位はまたまたライバル同士の仏像でした。川中島の戦いは、令和になっても続いているのかも知れません。
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