自宅に仏像をインテリアとして飾るときの場所はどこ?
2018年10月26日
古くから信仰の対象として日本人の心に寄り添ってきた仏像は、現代においても見る人の心を安らかにさせてくれます。
その一方で、仏像は美術品としての美しさも兼ね備えており、近年ではインテリアとしても取り入れられてきました。
ここでは、ご自宅に仏像を飾る際の注意点や、飾るのに適した場所についてご紹介します。
仏壇がなくてもインテリアとして仏像を飾ろう!
ご自宅に仏像を飾るとき、仏壇が必要なのではないかと、心配されている方も多いのではないでしょうか?
しかし、昨今では仏像がインテリアとして取り入れられるケースが少しずつ増えてきました。
ご自宅に仏壇がないとしても、お気に入りの仏像をお迎えしたいときは、ぜひ素敵に飾れる場所を探してみましょう。
ただし、インテリアとして受け入れられているとはいえ、仏像が神聖な像であることには変わりありません。
置いた場所によって素材が劣化するのを防ぎ、いつも清潔な状態を保つとともに、大切に飾るのが好ましいといえます。
その際は、インテリア向けに作られた仏像を選ぶと安心です。
仏像を飾るのに適した場所
最近人気を集めるインテリア向けの仏像は、基本的にどんな場所に飾っても問題ありません。
素材が劣化しにくい環境であれば、どこでも自由に飾れます。PCのあるデスクの上やオーディオの上など、スタイリッシュに合わせてみてください。
床の間
もしもご自宅に床の間があるならば、そこへ仏像を飾っても問題ありません。
ただ飾るだけではなく本格的にお祀りしたいときは、お線香をあげるための香炉や、小皿に持った塩などを一緒に置き、神聖な空間を作るとよいでしょう。
洋室
やや意外に感じられるかもしれませんが、仏像は和室だけでなく洋室にもよく似合います。
洋風のインテリアと合わせて、モダンなテイストに仕上げても楽しめます。仏像を大切にする気持ちを持ちつつ、お好みのスタイルで飾ってみましょう。
素材が劣化しやすい場所はNG
ご自宅に仏像を飾るときには、直射日光の当たる場所や湿度の高い場所を避けておきましょう。
紫外線や湿気により、仏像の素材が劣化しやすくなってしまいます。
大切に飾るためにも、周囲の環境にお気をつけください。
お仏壇に飾るときは宗派を参考に
仏像をお仏壇に飾るときは、仏教の宗派によって御本尊が異なります。
飾り方について気になる点があれば、菩提寺に相談していただいたほうが安心です。
ここでは、日本の仏教各宗派とご本尊についてご紹介します。
ご本尊とは?
仏教における「ご本尊」とは、その宗派で信仰する対象となる仏様の像のことです。
必ずしも仏像であるとは限らず、掛け軸などの場合もあります。
ご本尊となる仏像の種類は「如来」です。
お仏壇に仏像を飾るときは、基本的にご本尊が中央になるように置きます。
このとき「脇侍(きょうじ)」といって、ご本尊の左右両脇にも仏像を飾ることがあります。
脇侍となるのは「菩薩」「明王」「天部」の仏像です。
同じ日本の仏教でも宗派によってご本尊が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
仏教の宗派とご本尊
天台宗
- ご本尊…阿弥陀如来
- 脇侍…伝教大師(左)・天台大師(右)
真言宗
- ご本尊…大日如来
- 脇侍…不動明王(左)・弘法大師(右)
臨済宗
- ご本尊…釈迦如来
- 脇侍…※菩提寺にご確認ください
曹洞宗
- ご本尊…釈迦如来
- 脇侍…瑩山禅師(左)・道元禅師(右)
日蓮宗
- ご本尊…日蓮聖人・大曼荼羅
- 脇侍…大黒天(左)・鬼子母神(右)
浄土宗
- ご本尊…阿弥陀如来
- 脇侍…法然上人(左)・善導大師
浄土真宗本願寺派
- ご本尊…阿弥陀如来
- 脇侍…蓮如上人(左)・親鸞聖人
真宗大谷派
- ご本尊…阿弥陀如来
- 脇侍…九字名号(左)・十字名号(右)
インテリアにおすすめの仏像ブランド
インテリア向けの仏像をお求めの方におすすめしたいのが、仏像ブランドのRIYAK(リヤク)です。
RIYAKの仏像は、ご自宅に飾るのに最適なさまざまなサイズが展開されており、インテリアとして飾りやすくなっています。
インテリア向けとはいえ、その品質は本格的です。
一つひとつの仏像は天然の木材から手彫りされたものであり、繊細な彩色も職人の手によって施されます。
ご自宅に飾れる本格派の仏像をお探しの方はぜひご覧ください。
木彫りの仏像は、長年にわたり大切に飾ることで自然と経年劣化していきます。
年を重ねるたびに深みが生まれるのが特徴です。
木材の質感にはあたたかみがあり、仏像としての親しみを感じやすいのはもちろん、洋風のインテリアにもよく似合います。
RIYAKの仏像は、クオリティにもご納得いただける仕上がりであり、かつインテリアとしての魅力も十分です。
洋室などモダンな空間にもよく似合う仏像を、ぜひご自宅へお迎えしてコーディネートをお楽しみください。
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仏像はお仏壇に安置するだけでなく、インテリアとしても飾っていただけます。
インテリア向けの仏像なら、床の間や洋室をはじめとして、あらゆる空間にマッチします。
ご縁のある仏像をご自宅にお迎えして、憧れの仏像のある暮らしを始めてみてはいかがでしょうか?
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