金運や財運に強い毘沙門天!仏像の特徴やご利益について
2018年11月02日
金運や財運を味方につけたいと、現代を生きる多くの方が願っているのではないでしょうか?
そんなご利益をもたらしてくれると、古くから日本で信じられている仏教の神様が「毘沙門天」です。
毘沙門天は武神としても名高い存在であり、戦国時代に最強といわれた上杉謙信が信仰していた神様でもあります。
今回は、そんな毘沙門天の特徴やご利益についてご紹介します。
毘沙門天(びしゃもんてん)とは
「毘沙門天(びしゃもんてん)」は、仏教における「天部」の神様です。
天部には守り神のような役割があり、寺院に「邪鬼」と呼ばれる煩悩の象徴が入ってくるのを防いでくれると信じられています。
毘沙門天は、そんな天部の中でもさらに「四天王(してんのう)」にも数えられています。
四天王における毘沙門天は、「多聞天(たもんてん)」といいます。
毘沙門天という呼び方は、単独のときに用いられます。
四天王は東西南北それぞれの方角を守っており、毘沙門天が守っているのは北の方角です。
なお、四天王にはほかに東の方角を守る「持国天」・西の方角を守る「広目天」・南の方角を守る「増長天」がいます。
毘沙門天はもともと、ヒンドゥー教の神様でした。
サンスクリットでは「ヴァイシュラヴァナ」という名前でした。
日本で知られる毘沙門天という名前は、このサンスクリットの読み方が由来だといわれています。
インドの神様だったものが、中国の仏教へと伝わり、やがて日本の仏教にも取り入れられるようになりました。
毘沙門天は日本で非常に人気の高い神様で、「七福神」のうちの一柱としてもその名を知られています。
七福神の毘沙門天は財運の神様として信じられており、そのご利益にあやかろうと多くの方が寺社へと参拝へ訪れます。
毘沙門天の特徴
毘沙門天の仏像の特徴は、甲冑を身にまとい武装している点です。
軍人のような力強い見た目をしています。
また、天部として仏教の教えを守るために、足で「邪鬼」を踏みつけていることもあります。
この邪鬼は人間の煩悩を表すものであり、険しい表情をした毘沙門天は、私たちが煩悩に惑わされないよう助けてくれる存在です。
毘沙門天の仏像は片手に宝塔、片手に矛を持っています。
七福神の毘沙門天も、同様に描かれることが多くあります。
天部の武神であることから、険しい表情をしているのも特徴です。
このような姿から、毘沙門天は古くより多くの武人から信仰されてきました。
有名な戦国武将の上杉謙信も毘沙門天を信仰し、自身を毘沙門天の生まれ変わりとして信じていたようです。
毘沙門天のご利益
毘沙門天を信仰することで、金運や財運のご利益があるといわれています。
毘沙門天の元となるインドのヴァイシュラヴァナも、財宝の神様として信じられてきました。
同様に七福神としての毘沙門天も、武神らしい力強い姿をしているものの、金運や財運を司る福の神としての役割があります。
また、戦国武将の上杉謙信が信仰したように、戦勝祈願のご利益も信じられています。
武神や守護神として信仰されることもあるようです。
毘沙門天を信仰していた上杉謙信は、その旗印に毘沙門天の「毘」の文字を用いました。
また、城内に毘沙門堂を置き、祈りを捧げていたとも伝えられています。
自身を毘沙門天の生まれ変わりと信じていた上杉謙信ですが、数ある戦国武将の中でも“最強”と言われるほどの目覚ましい戦績を残しました。
金運を高めたい方や、これから大切な勝負ごとなどを控えている方は、後世に名を残した上杉謙信のように、毘沙門天の力を借りてみてはいかがでしょうか?
毘沙門天の仏像をインテリアに!
最近では、仏像をインテリアとして取り入れる方が増えてきました。
私たちにご利益をもたらすと信じられているだけでなく、見た目の美しさも味わえる仏像は、ますます身近な存在となりつつあります。
力強い毘沙門天の仏像は、生活空間の中にあると元気を分け与えてくれます。
また、雄々しさの中にも静かな美しさがあり、鑑賞する人の心を落ちつけてくれるでしょう。
そのご利益は現代人にも十分に通じるものがあり、天部の武神としても七福神としても、非常に人気の高い神様です。
そんな毘沙門天の仏像を、ぜひインテリアとしてご自宅に飾ってみましょう。
特に、シックでナチュラルな雰囲気のお部屋には、木彫りの質感の仏像がよく似合います。
毘沙門天の持つ力強さがより引き出された、鮮やかな彩色の仏像もおすすめです。
その際は、仏像ブランドのRIYAK(リヤク)をご利用ください。
RIYAKの毘沙門天像には、3種類があります。
素朴な木の質感を楽しめる「木地仕上げ」、黒色で力強さが引き立つ「古代色仕上げ」、色鮮やかな彩色を鑑賞できる「彩色仕上げ」。
ご自宅の雰囲気に合わせて、お好みの毘沙門天像をお選びいただけるようになっています。
仏像をインテリアのアクセントに取り入れてみましょう。
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毘沙門天は、甲冑を身に着けた力強い神様であり、天部としての役割があります。
金運や財運だけでなく、勝負ごとにもご利益があるといわれています。
戦国武将の上杉謙信も厚く信仰していた武神です。
そんな毘沙門天の仏像をインテリアとして取り入れて、そのパワーを分け与えてもらいましょう!
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