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民間で厚く信仰された大黒天!その魅力や特徴をご紹介

2018年11月30日

財運を高めたいとき、大黒天に願掛けをした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

七福神の中でも特に知名度のある大黒天は、現代でも民間で人気を集めている神様です。

打ち出の小槌を片手に微笑む姿は、まさに福の神らしい縁起の良さを感じさせてくれます。

こちらでは、そんな大黒天の魅力や特徴をご紹介します。

 

大黒天とは

日本では七福神のうちの一柱として知られている「大黒天(だいこくてん)」。

七福神においては、財宝や福徳を司る福の神として信仰を集めています。

 

大黒天は、もともとインドのヒンドゥー教の「マハーカーラ」と呼ばれる神様だったようです。

このマハーカーラは、ヒンドゥー教の最高神であるシヴァ神が姿を変えた、神格のひとつだと信じられています。

このマハーカーラという名前には、「マハー=大」「カーラ=黒」という意味があります。

ここから、日本に入ってきたときに大黒天という名前がついたようです。

 

しかし、ヒンドゥー教のマハーカーラと日本の大黒天は、その見た目に大きな違いがあります。

打ち出の小槌と大きな袋を持ち微笑んでいる大黒天に対して、マハーカーラは険しい表情をしていて体全体が黒いのが特徴です。

 

大黒天は、仏教では「天部」に属しています。

如来・菩薩・明王に続いて4番目に位置する天部の神様は、これらの上位の仏について人々を守ってくれる存在です。

そんな大黒天はとりわけ民間で人気があることから知名度が高く、そのご利益にあやかろうと現代でも多くの人が願いを捧げています。

 

大国主神や恵比寿との関係は?

三面大黒とは?

七福神の中でも特に有名であり、民間でも信仰を集めている大黒天。

このように大黒天が信仰されるようになった背景には、日本で古くから崇拝されてきた神様「大国主神(おおくにぬしのみこと)」との神仏習合がありました。

 

神仏習合とは、日本で続いてきた「神道」と外国から伝えられた「仏教」が結びつけられて、ひとつのものとして信じられるようになった現象のことです。

大黒天の場合、それまで人々に馴染みのあった大国主神と同一視されたことで、より民間で受け入れられやすくなったといえます。

このような背景から、大国主神になぞらえて「大黒天」を「大国天」と表記することもあるようです。

 

また、七福神の大黒天と「恵比寿」は、二柱で一緒に信仰される場合があります。

その理由は、大黒天が農業の神様として信仰され、一方で恵比寿が漁業の神様として信仰されているからです。

農業と漁業、双方のご利益を得るために、大黒天と恵比寿を一組として信仰することがあります。

 

それだけでなく、大黒天を中心として七福神の「弁財天」と「毘沙門天」の三柱が合体する「三面大黒」の信仰もあります。

建物を支える中心的な柱のことを「大黒柱」と呼びますが、これは大黒天にちなんでいるという説もあるようです。

 

大黒天の特徴とご利益

七福神の大黒天は、頭巾をかぶっています。

片手には打ち出の小槌を持ち、もう片手には大きな袋を背負っています。

そして、2つの米俵の上に乗っているという、福の神らしい縁起のよい見た目をしているのが特徴です。

その表情もまた、福の神らしくにこやかに表現されることが多くなっています。

 

大黒天は、一振りすれば欲しい物がなんでも出てくるという伝説の宝「打ち出の小槌」を持っており、財運や福徳にご利益があると信じられています。

また、米俵に乗っていることからも伝わるように、五穀豊穣のご利益もあるといわれます。

それが転じて、商売繁盛のご利益も期待されているようです。

 

なお、民間信仰での大黒天には子孫繁栄のご利益も信じられています。

人気の高い七福神の一柱らしく、実に幅広いご利益が信じられているのがお分かりいただけたのではないでしょうか。

福の神らしいふくよかで縁起のよい笑顔も、人々に大黒天への親しみを感じさせる欠かせない特徴です。

 

縁起物の大黒天を自宅に飾ろう!

七福神の中でもとりわけ人気の大黒天。

多くのご利益が期待されていることから、商売繁盛や財運の願いを込めて、ご自宅に大黒天の仏像を飾ってみてはいかがでしょうか?

仏像ブランドRIYAK(リヤク)でも、大黒天の仏像を取り扱っております。

縁起物の仏像をぜひご自宅にお迎えしましょう。

 

RIYAKには2種類の大黒天の仏像があります。

ひとつはあたたかみのある木材の質感を生かした「木地仕上げ」、もうひとつは黒色に彩色された高級感のある「黒色切金仕上げ」。

いずれもインテリアとして住空間へ自然と馴染むデザインであり、開運グッズとしてだけでなく、ご自宅を美しく飾りたいときにも最適です。

RIYAKブランドの仏像は、一つひとつが職人により手彫りされ、手軽に飾れる一方で高級感があります。

インテリアとしてより本格派の仏像をお求めの方は、ぜひ当店の大黒天像をご覧ください。

 

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七福神の中でもよく知られた大黒天は、神仏習合により大国主神と習合したことで、知名度をさらに高めました。

にこやかに微笑む福の神の仏像は、見た人の心を穏やかにしてくれるため、インテリアとしても開運グッズとしてもおすすめです。

ぜひRIYAKの大黒天像をご自宅に飾ってみてください。

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