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頭は象で身体は人間?別名・聖天とも呼ばれる歓喜天

2020年05月22日

RIYAKのラインナップの中でも、

特にコアな仏像ファンから人気があるのが歓喜天(かんぎてん)です。

頭は象で身体は人間という不思議なお姿で、

別名を聖天や大聖天とも呼ばれるとてもありがたい神様なのです。

今回はこの歓喜天にスポットを当てていきます。

 

なぜ、頭は象で身体は人間に?

皆さん、ガネーシャという言葉は聞いた事がありませんか?

最近では人気のソーシャルゲームでも

象の姿に近いガネーシャというキャラクターが登場していますので、

何となく聞いたことや見たことがあるという人も多いのではないでしょうか?

古代インドのサンスクリット語のガネーシャこそが日本の歓喜天なのです。

 

元々は常随魔という凶暴な障害神でありましたが、

仏教に取り入れられてからは一変し、善良な神へと変貌を遂げたとされています。

なぜ、このようなお姿になったか?という神話はいくつも存在するのですが、

インドでは象が獣王として尊敬されているため、

象を神格化して聖天=歓喜天へとなり人々の信仰を受けていったと考えられます。

 

有名な神話の一つでは、

シヴァ神の長男であるガネーシャが父であるシヴァを激怒させ、

首を切り下ろして遠くへ投げ捨てられてしまうのです。

その後、シヴァは首を探しに行くのですが見つからず、

その旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、

ガネーシャの首として取り付け復活させたというものがあります。

 

あまり知られていない歓喜天の御利益とは?

元々が障害を司る障害神だったことから、

あらゆる障害を取り除くとされるようになりました。

これにより新しい事業を始める人々の信仰を集め、

あらゆる災難を取り除いて徳を得る、除災厄除・財運向上とされています。

また、抱き合っているお姿の歓喜天から、

夫婦相和や子授かりの御利益もあるとされています。

インドではさらに学問の神としての信仰もあり、

『富の神様』として幅広い人々から愛されていることがわかります。

インドでは店先にガネーシャ像を置くことが多く、

お祝い事にはガネーシャのカードを送ったり、

車のダッシュボードに置いたり現代でも厚い信仰を集めています。

 

日本においての歓喜天

このようにたくさんの御利益あり、

インドなどではいまだに根強い信仰を集める歓喜天が、

日本ではややマニアックな仏像という扱いを受けてしまうのは何故でしょうか?

これは抱き合っているお姿の歓喜天が性的な意味を連想させる為、

多くの寺院で秘仏としてお厨子の中におさめられてしまった事が原因とされます。

 

この抱き合っているお姿は愛し合っている様子をイメージさせますが、

男性とされる男天が乱暴者であり、

女性とされる女天は観音様の化身で男天の乱暴を鎮めているともされます。

このような意味を知ってから歓喜天を見てみると、見え方が変わってきませんか?

 

RIYAKの歓喜天

木製インテリア仏像ブランドRIYAKでは、

BASICとGRANDEシリーズで歓喜天がラインナップされています。

秘仏でなかなかお目にかかれない仏像も、

ご自宅や仕事場に飾る事ができます。

珍しいお姿の仏像に、注目を集めることは間違いなしです。

 

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予想以上の御利益や厚い信仰を集めている事がわかった歓喜天。

日本経済や世界経済の立て直しに、あらゆる障害を取り除いてもらいたいですね。

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