元来はニ臂の女神像でしたが、現在は男神像としてもつくられたり、三面六臂の姿で描かれたりとその形態は様々です。陽炎の化身という特性から、古くより武家に信仰され、毛利元就や立花道雪は摩利支天の旗を旗印として使っており、山本勘助や前田利家といった戦国時代の名だたる武将達もこぞって信仰していたと伝えられています。
[サイズ:H10.5×W6×6 (cm) 材質:柘植]